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酒の井戸

アルコールの海に溺れながら考える世界のいろいろな出来事。または箱庭的な自分のこと。

ニコニコ大好きストーブ料理 序説

健康 料理 日記 やってみた

 

 

 

 火という物は不思議なもので、それを見つめているだけで・・癒し、ヒーリングなんて申しますと昨今、随分と広告じみた俗っぽさを感じてしまうものですが、しかしそれに似た感情を。何なんですかな。あの赤い赤いともし火の揺らぎ。

 そう言えば「動物は火を怖がる」なんてのは、全く俗説、迷信の類で。例えば冬眠し損ね餓えたツキノワグマが、火元を人間(餌)のありかと認めて・・・山の深とした暗さの中でこの炎てのは、十分目立ちます故、それを頼りに探しうろつく・・だから山に迷って、猛獣避けにとこう薪をくべて火をカンカンにおこしては反ってそれが猛獣への目印になるからアブナイなんて話をどこかで聞きましたが・・・しかし恐れる、恐れないは別にしましても、動物どもはこう火を愛でることは無いのであります。我々人類が発展した切っ掛けの一つが、この火の使い方を覚えた事だと、そう申す方もおりますが、なんですかな。

 例えば、記憶と言って言葉にも上がらないほど深い無意識のうちの記憶の何処かに、遡るほど遡って、祖先が火の使い方を発見してからこっち、我々が受けた恩恵の数多たる数々が刷り込まれていて、我々はそれを言葉として思い起こすことは無いけれど、ただ火を眺めるうちその記憶が漠然と無意識に、蘇ったりしているのでしょうか。

 そう言えば拝火教なんて宗教が昔ありましたな。いや、いまでもあるのですが・・この宗教は古代ペルシャを起原としていて、ゾロアスターさんて人が起こしたとされていますが。

 自然多発的に起こった信仰、自然信仰、アミニズムをまあ他に置いて、いわば人工的に起こった・・つまり教主がいるとか教理が明確であるとかそういった意味での・・まあつまり漠然とした信仰ではなく宗教ですな・・としては、この拝火教、ゾロアスター教ってやつが、世界最古であるらしいのです。

 

 世界最古の宗教の、崇拝対象が火であるってのが、また、上に記っするが如きのようでなんと言うか、感慨深い。

 

 

 火ですよ。

 火ですな。

 

 

 

あーなんと言うか、酔っぱらっちまったなぁ。熱燗をね、ぐぐっと。へっへ、気が付けば二合とビールで頂きまして。それで酒菜にぶり大根と添えましたでしょ?ブリのアラが安くてストーブでじっと炊いて、それ酒菜に。まあ、なんというか、ケミストリで御座いましょ。味しみ大根ギュッとブリあら骨までほろほろ。うま味じゅわっと。日本酒きゅっと。全体的に熱々。

 

そいでな、「ストーブでぶり大根レシピ」的なお料理ブログを書こうと思って、こう大上段に構えて、ストーブって暖かい上に料理にもつかえ増すのよオホホとか書こうとして、枕としてそもそも論としてを、原始的な火まで遡っちまったのがまずかった。ツキノワグマは火を恐れないとか信仰とかよくわからないところまで広がっちゃったから、もーどうしようもありません。

 

 違うんだよ。

 

 あのね、家には薪ストーブってのがありまして。薪がくべられた火というのは実に暖かで郷愁を誘うし、また薪ストーブの上に鍋を乗せて放置しておけば、数時間後おいしいおいしい料理が出来るので、まあ素晴らしい。って事をレシピ、解説、手順、写真入りで逐一、噛んでほぐすように申し上げたうえ。

 

「更に今から二十四時間内にこのパソコンをご注文されたお客様には、出血ご奉仕!!なんとプリンターまでついて、ドン!!イマだけこの価格!!!」

 

 ・・的なテレビショッピングノリで・・すべては偉大なるわが人類の英知の母であるところのホノウがなす波動とかマイナスイオンとか、ス○ラー波とか、ホメオ○シーとかまあそういった類の諸々、十羽一絡げ様のおかげであるし、波動及びその他もろもろ十羽一絡げ様とはこの世界の我こと・・つまりは、宇宙と我は全にして一であるといった類の主観の集積であるが故、我が家の薪ストーブ以外には全く効能が無いと思われるとの由を、文字にしてざっと、三万六千八百三十の大論文としたため、これ成る英知を惜しげもなくおまけとしてお付け遊ばせて、えへへとおしまいにしようと思ったんだけれど、いよいよ何書いてんだかよくわからなくなってきたんで、唐突に今ここでやめます。

 

 さよなら。ばいばいあるよ