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酒の井戸

アルコールの海に溺れながら考える世界のいろいろな出来事。または箱庭的な自分のこと。

きりんについて彼是

信州は米処ってんで、期待にたがわず酒も旨い。と毎夜の如く肝臓をフル稼働にして、アルコールの海で溺れちゃいますがアータ。 「あらばしり生原酒真澄」と、夜の相手には不足無い筈なのだが、今宵に限り上手い具合に喉をすべって、すとんと腹に落ちないのはなんでなんじゃ?

 

 いや、真澄のせいじゃない事は分かっている。旨い、この酒はかなり旨い。フルーティでありながら、喉の奥がべたつかないとでも言うかな。口に入れたとたんふわっと広がる甘味と、喉を通す頃にはさーっとひく満ち引きの妙味?とでも言おうか、緩急相まって二口目がなお旨いときたもんだ。こりゃどーするよ。呑みすぎちまうぜ。足りんよ。三百ミリといわず一升と買っちまえばよかったなぁ等と思っていた矢先、喉がぴたりとこれをせき止めた。

 

 じゃあ、酒菜か?いや酒菜に不足はあんめいよ。こちとら休日、よろず種まいた平日、日ごろの鬱憤から一時でも開放されるためと選んだ酒に、不足ある酒菜は選びやしねえ。海無し県といっても流通が発達した昨今において、煮しめじゃ居心地悪いしと、刺身を選んだが、それもスーパーの鮮魚売り場でおっつけ時間切れになる半値のパサパサじゃなしにと、見繕ってひかり物白い物赤い物と、揃えた次第。

 

んじゃあ、なんなのかなーと思って、胸に手を当て考えてみるに、キリンのことであった。

 

キリン。

 

 往年の相撲取り麒麟児関のことでも、麒麟麦酒のことでもない。

 

キリン。キリンである。

 

あの首の長い、飄々とした謎生物。

 

何なんだあいつは。

 

僕はキリンのことが気になって仕方がないのだ。

 

あの柄はいったい何なのだ?あの首は一体何なのだ?草しか食わんくせにあんなにマッチョなのに、そもそも草すらあんまり食わんそうじゃないか。ひょろっとしてるのに、おどけてない。馬鹿みたいにつんと澄ましてもいない。故に、いっつもぬぼーっとしている。くせに、感じすましてる感じも、ある。くせに全体的にダサい。くせに常に時代の最先端。なんか、テクノっぽい、けどたぶんアナログ。モデル級の足の長さが不便そう。ダルそうなのに、マッチョ。まつげ長い。舌色人間換算からしたら絶対不健康。なのにすごい健康優良キリン。

 

 

キリンについて調べないと、明日の酒もおぼつかないのである。

 

 

特別付録

 

麒麟児関、場所別成績一覧。 ウキペディアより

 

麒麟児 和春

 

一月場所
初場所東京

三月場所
春場所大阪

五月場所
夏場所(東京)

七月場所
名古屋場所愛知

九月場所
秋場所(東京)

十一月場所
九州場所福岡

1967
(昭和42年)

x

x

(前相撲)

(前相撲)

序ノ口 #14
3–4
 

序ノ口 #5
3–4
 

1968
(昭和43年)

西 序二段 #125
4–3
 

東 序二段 #85
2–5
 

東 序二段 #98
5–2
 

西 序二段 #55
3–4
 

西 序二段 #62
3–4
 

西 序二段 #66
3–4
 

1969
(昭和44年)

東 序二段 #70
6–1
 

西 序二段 #15
4–3
 

西 三段目 #95
3–4
 

西 三段目 #99
3–4
 

東 序二段 #10
5–2
 

東 三段目 #78
6–1
 

1970
(昭和45年)

西 三段目 #36
1–6
 

東 三段目 #64
3–4
 

西 三段目 #69
4–3
 

東 三段目 #46
6–1
 

東 三段目 #14
2–5
 

東 三段目 #32
5–2
 

1971
(昭和46年)

東 三段目 #3
4–3
 

西 幕下 #52
6–1
 

東 幕下 #24
4–3
 

西 幕下 #18
4–3
 

東 幕下 #16
2–5
 

東 幕下 #31
5–2
 

1972
(昭和47年)

東 幕下 #17
5–2
 

東 幕下 #7
3–4
 

東 幕下 #12
4–3
 

東 幕下 #8
2–5
 

西 幕下 #21
3–4
 

東 幕下 #28
5–2
 

1973
(昭和48年)

東 幕下 #14
4–3
 

西 幕下 #11
3–4
 

西 幕下 #15
3–4
 

東 幕下 #21
3–4
 

西 幕下 #30
優勝
7–0

東 幕下 #2
優勝
7–0

1974
(昭和49年)

十両 #9
8–7
 

十両 #7
6–9
 

西 十両 #10
9–6
 

西 十両 #2
優勝
12–3

東 前頭 #9
9–6
 

東 前頭 #5
8–7
 

1975
(昭和50年)

東 前頭 #1
10–5

東 小結
8–7

東 小結
9–6

西 関脇
8–7
 

西 張出関脇
8–7

東 張出関脇
7–8
 

1976
(昭和51年)

西 前頭 #1
4–11
 

東 前頭 #8
6–9
 

東 前頭 #11
10–5
 

西 前頭 #4
11–4
★★

東 関脇
8–7

東 張出関脇
5–10
 

1977
(昭和52年)

西 前頭 #3
6–9
 

西 前頭 #6
8–7
 

東 前頭 #3
4–7–4[7]
 

西 前頭 #9
9–6
 

東 前頭 #4
8–7
 

西 小結
3–12
 

1978
(昭和53年)

東 前頭 #8
9–6
 

西 前頭 #2
4–11
 

東 前頭 #10
11–4
 

西 前頭 #1
5–10
 

西 前頭 #5
12–3

東 小結
8–7

1979
(昭和54年)

西 関脇
8–7
 

西 関脇
5–6–4[8]
 

西 前頭 #3
3–12
 

西 前頭 #12
9–6
 

東 前頭 #4
休場
0–0–15

十両 #2
10–5
 

1980
(昭和55年)

東 前頭 #13
8–7
 

東 前頭 #10
11–4
 

西 前頭 #1
5–10

東 前頭 #4
8–7

西 小結
7–8
 

西 前頭 #1
6–9
 

1981
(昭和56年)

西 前頭 #4
5–10
 

西 前頭 #9
9–6
 

東 前頭 #4
8–7
 

東 前頭 #1
9–6
 

東 張出小結
4–11
 

西 前頭 #6
9–6
 

1982
(昭和57年)

東 前頭 #2
6–9
 

東 前頭 #5
11–4

東 小結
2–13
 

西 前頭 #9
9–6
 

西 前頭 #4
4–11
 

東 前頭 #12
11–4
 

1983
(昭和58年)

東 前頭 #2
3–12
 

東 前頭 #10
10–5
 

西 小結
2–13
 

西 前頭 #9
10–5
 

西 前頭 #1
3–12
 

東 前頭 #10
10–5
 

1984
(昭和59年)

東 前頭 #1
4–11
 

東 前頭 #9
11–4
 

東 小結
5–10
 

東 前頭 #5
8–7
 

東 前頭 #2
3–12
 

西 前頭 #12
8–7
 

1985
(昭和60年)

東 前頭 #9
9–6
 

東 前頭 #4
4–11
 

東 前頭 #12
9–6
 

西 前頭 #6
6–9
 

 

東 前頭 #11
9–6
 

東 前頭 #2
5–10
 

1986
(昭和61年)

東 前頭 #8
9–6
 

西 前頭 #3
6–9
 

西 前頭 #8
8–7
 

東 前頭 #5
7–8
 

西 前頭 #6
6–9
 

東 前頭 #10
10–5
 

1987
(昭和62年)

東 前頭 #2
4–11
 

東 前頭 #10
9–6
 

西 前頭 #2
3–12
 

東 前頭 #9
9–6
 

東 前頭 #1
5–10
 

東 前頭 #7
9–6
 

1988
(昭和63年)

西 小結
2–13
 

西 前頭 #7
10–5

東 前頭 #1
6–9

東 前頭 #4
3–12
 

東 前頭 #13
引退
0–2–11[9]

x

各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 十両 幕下 三段目 序二段 序ノ口
幕内序列横綱 大関 関脇 小結 前頭(「#数字」は各位内の序列)