歴史
谷戸城の桜 1 谷戸城跡は山梨県北杜市大泉村にある史跡である。もっとも城跡と言っても天守閣が再建されていたり、石垣が残っていたりするわけでは無い。ここは田舎。田舎も田舎の果ても果て。んもう何百年も前から変わることの無い筋金入りの超弩級ど田舎な…
http://www.photock.jp/detail/tourarea/767/ 1 浅草駅のA4出口から地上へ出た。目的地は浅草演芸ホール。ほとんど見覚えのある景色、看板。これなら迷うことなく歩けるだろうと思うが、先の乗り換えの例もあるし、油断は禁物と、スマホを取り出して道順…
序 ほっとくと、すぐブログ更新が五日ぶりとか六日ぶりとかなるのな。おっそろしい。ゴーストライターでも雇おうかしら。って、駄目ジャン、赤字ジャン。別にアフリエイトとかやってるわけでもなしに、出銭ばっか増えちゃっちゃーまったく。やれんよ。毎日、…
今日は雨がずっと・・・ 1 まあ、タイタニック号の遭難についていまさらあたしがシッタカしたところで、有名な事件ですからすぐに底が知れるてのは、蠍座の・・・火を見るよりも明らかなのであって。 故にここではウィキペディアを紹介するとどめますが。 …
1 楼幻郷の花を散らす一陣の風がうわっと吹いた二十二時三十五分。夜風はまだ冷たくて、春コートの襟を立てようと頭をもたげる。と、ほら、思いがけず天然のプラレタリュウムなのであります。向こう何万何億とかなたから瞬く信号に、大好きな宮沢賢治の詩を…
デブのしろ野良が僕をほぞ笑う。こいつは、事によると誰かに飼われているのだろうか。妙に人慣れした奴で、慣れると言っても懐くほうなら可愛いが、どうも人を下等に見ている向きがある。寄ろうもんなら、そくざ十分に距離を測って、こっちが後半歩という所…
目を覚ますと、雨音が聞こえた。この地方で冬に雨音を聞くのは、例年ならばなかなか珍しいが、今年はそうでもない。これで三度目の雨。だんとうだんとう・・・だと、盛んに言うが。カーテンを開けて外を見ると、アスファルトがじっとりと濡れて、さらに落ち…
さてさて、続き続きっ、と。 ytugatakewo.hatenadiary.com これの続きです。 ブログ更新の内容が飛び飛びになったり、前回は話しにまったく進展がなかったので、若干おさらいします。 殿様が入った煮売り屋にて、隣の男が食べていた料理が、じつに旨そうな匂…
えー、「ねぎまの殿様」と言う江戸落語の紹介をしておりまして。 今回で第三回目となります。前回はこちら。 ytugatakewo.hatenadiary.com 雪見に馬駆けと洒落込んだ殿様が、上野は池之端仲町にある煮売り酒屋の店先に漂う香りに誘われ。ふと、空腹を思い出…
-rakugo えーと、落語の話しって事で、前に少し書きまして。 ytugatakewo.hatenadiary.com 『少年少女落語全集』という本が面白かったというところから始まって、『ねぎまの殿様』という噺が一等面白かったと書いて、まあそのあらすじをといった所で、なんせ…